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2006年6月17日 (土)

ナタリー・ポートマン

Images 『レオン』の少女マチルダで鮮烈なデビューを飾ったナタリー・ポートマンも、いまや25歳のステキな女優に成長している。あたしの好きな『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が製作と脚本を手掛けていたので観に行ったんだけど、この春に公開されていた『V・フォー・ヴェンデッタ』のイヴィー役でも、迫力ある演技をしていた。

古い話(2004年)だけど、[海外ボツ!News]で下記のようなNewsが記されていた。とても大人な考えを持った、素敵な女性だと思った。

以下引用

女優のナタリー・ポートマン(23)が舌禍事件を起こしたが、その謝罪の仕方が人々の心を打って、話題になっている。ナタリーは米女性誌「アリュ ア」の8月号で、わたしは黒人じゃないけど、それがどんな気分かわかるわ(I'm not a black, but I know what it feel like.)。 と発言したのだ。このコメントの掲載された直後から、アリュアの編集部には抗議の手紙が殺到したという。ユダヤ人の子娘に黒人の何がわかる、というワケ だ。

しかしナタリーは、「それがどんな気分かわかる」と言った時の「それ」は「黒人であること」ではなかったらしい。

ナタリーのコメントはW・E・B・デュボイスの「The Souls Of Black Folks」に関連したもの。デュボイスは、黒人は常に、自分がある対象を考えるときに、「自分がそれをどう思うか」と同時に「それをそう思う自分を他者 がどう思うか」を考える二重思考を行うと分析していて、ナタリーは、いつも女優として人から見られているので、そういう二重思考がどういうものかわかる、 と言いたかったらしい。

ナタリーは謝罪文ににこう書いている。

印刷されたわたしに発言「わたしは黒人じゃないけど、それがどんな気分かわかるわ」は、わたし自身、それを読んだ時、不快なものだと感じました。わたしの言葉が足りないためと、発言が前後の文脈から切り離されているためです。

もし、わたしがもっと正確に話していたら、わたしの本当に感じたことを伝えられたかもしれません。わたしは黒人のアメリカ人であることがどんな感じかは、わかったことはありません。自分で経験したこと以外は、想像することができるだけです。

そしてナタリーは、人間は本質的には別の人間の人生を知ることはできないが、それがどのようなものか想像することは、他者と結びつくための基本的な方法だと主張してこう締めくくっている。

□□□あたしのメモ 

N0010d_2 名実ともにハリウッドを代表する若手女優。どんな役どころを演じても、その美しさ、気品、愛らしさは変わらない。近年はジョージ・ルーカス監督「スター・ ウォーズ」シリーズの最新三部作に出演。70年代から80年代にかけて一大ブームを巻き起こしたこのシリーズは、「エピソード1~3」の最新三部作を含め て映画史上に残るヒットを記録している。ポートマンは『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(99)、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(02)、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(05/ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン共演)を通じてアミダラ王女を好演した。

 リュック・ベッソン監督『レオン』(94)で鮮烈なデビューを飾り、ジャン・レノやゲイリー・オールドマンと共演。麻薬捜査官に両親を殺され、殺 し屋に助けを求める少女マチルダを演じて絶賛を集める。またマイケル・マン監督『ヒート』(95/アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キル マー共演)、テッド・デミ監督のロマンチック・コメディ『ビューティフル・ガールズ』(96)では、マット・ディロン、ティモシー・ハットン、ユマ・サー マン、ロージー・オドネル、といったベテランに混じって、存在感をアピールした。ほかに、ティム・バートン監督のブラック・コメディ『マーズ・アタッ ク!』(96/ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ共演)、ウディ・アレン監督のミュージカル『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(96/ジュリア・ロバー ツ、ゴールディ・ホーン、ドリュー・バリモア共演)、マット・ウィリアムズ監督『あなたのために』(00/アシュレー・ジャッド共演)、米アカデミー作品 賞候補となったアンソニー・ミンゲラ監督の『コールドマウンテン』(03/ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、レニー・ゼルウィガー共演)、オムニバ ス形式の長編作品『Paris je t'aime』(06・公開予定)の一篇「True」(トム・ティクヴァ監督)等に出演。

 ウェイン・ワン監督/スーザン・サランドン共演の『地上<ここ>より何処かで』(99)でゴールデングローブ賞にノミネートされ、マイク・ニコル ズ監督/パトリック・マーバー原作の『クローサー』(04)ではゴールデングローブ賞とサンディエゴ映画批評家協会賞に輝き、ロンドン映画批評家協会、オ ンライン映画批評家協会、全英映画批評家協会の各賞でノミネートを受けた。後者はブロードウェイのヒット作を映画化したもので、2組のカップルが複雑な恋 愛模様を展開する。この中でポートマンはジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、クライブ・オーウェンと共演。ニューヨークからロンドンにやってきたスト リッパー役で、きわどい演技を披露した。

 また、ザック・ブラフ脚本・監督・主演の『終わりで始まりの4日間』(04・未/ピーター・サースガード共演)では、家族と疎遠になった主人公 (ブラフ)が母親の葬儀で久しぶりに帰省し、かたくなな心を開いていく物語。ポートマンは主人公と対照的な性格のサムを演じ、主人公の心を開かせる役どこ ろを好演した。

 本作に続いては、アモス・ギタイ監督のイスラエル映画『Free Zone』が公開を控える。イスラエルとヨルダンで撮影されたこの作品は、偶然に出会った女性タクシー運転手と女性客(ポートマン)が波乱の旅に出るロー ドムービー。05年度カンヌ映画祭のコンペティション部門で初上映された。

 同じく公開待機作の『Goya's Ghost』(ミロス・フォアマン監督/ソール・ゼインツ製作)では、スペインの画家ゴヤの若きミューズと、その娘アリシアの二役に挑戦。悪徳僧侶によって異端扱いされ、僧侶の子供を身ごもるという難役を演じている。

 また、06年にクランクインするファンタジー・コメディ『Mr. Magorium's Wonder Emporium』では、おもちゃ屋の店長役で出演し、店のオーナーに扮するダスティン・ホフマンと共演。体調を崩したオーナーに代わって店の経営を引き 継ぐが、うつ状態に陥って経営を悪化させてしまう役どころに扮する。『Stranger than Fiction』の脚本家ザック・ヘルムの初監督作となる。製作はリチャード・グラッドスタインとジム・ガラバンテが担当する。

 舞台女優としては、マイク・ニコルズ演出の「かもめ」(チェーホフ原作/トム・ストッパード脚色)でニーナ役を得てデビューを飾る。この作品は ニューヨークのシェークスピア祭で上演され、メリル・ストリープ、ケビン・クライン、フィリップ・シーモア・ホフマンが共演。また、「アンネの日記」を新 解釈で舞台化した「The Diary of Anne Frank」でアンネ・フランクを熱演し、「USAトゥデー」紙で“珠玉の演技”と絶賛された。

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