« 051: Vフォー・ヴェンデッタ | トップページ | 053: アメリ »

2006年7月23日 (日)

052: ハウルの動く城

魔法と科学が混在する、近代のような世界。
90歳の老婆に変えられた少女と美青年の恋。

Howl_01


脚本・監督 宮崎駿  プロデューサー:  鈴木敏夫 
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(『魔法使いハウルと火の悪魔』より)
制作:スタジオジブリ 
声の出演 倍賞千恵子 、木村拓哉 、美輪明宏 、我修院達也 、神木隆之介 

主題歌:「世界の約束」
歌詞:谷川俊太郎  作曲:木村弓  編曲:久石譲  歌:倍賞千恵子

製作年度 2004年
上映時間 119分

帽子屋の娘で18歳のソフィーは、「荒地の魔女」と呼ばれる魔女から、90歳の老婆になる魔法の呪いをかけられる。呪いにより真実を訴えられないソ フィーは居場所を失い、やむを得ず家出。美しい女性の心臓を食らうという魔法使いハウルの、移動する巨大な居城へ入り込む。そこでソフィーは、ハウルと契 約して囚われた火の悪魔カルシファーに出会い、カルシファーをハウルとの契約から解放すれば、ソフィーを元の姿に戻すと言う取引をする。ソフィーは元の姿 に戻るため、そのまま家政婦としてハウルの城に居座ることにする。Wikipedia

一見、怪物のような外見を持つ“ハウルの動く城”だが、これは周囲の注意をひくためのもので、中は雑然とした古臭い家屋のよう。4つの世界へ通じる魔法のドアを持ち、その動力源はハウルと契約を交わし、暖炉に縛りつけられている火の悪魔カルシファーだ。MovieWalker

■■■さくら 78点  テレビ放映(7/21)録画再生

賛否両論あった『ハウルの動く城』だけど、興行的には大成功を収めている。『ゲド戦記』の宣伝の一環としてTV放映されたのを録画して観た。以前、レンタルして観た事もあるけど、何度見てもその愛すべきキャラクター達に惹きこまれてしまう。

「動く城」の無機質のようでいて生き物のような風貌、火の悪魔「カルシファー」の褒められるとすぐ舞い上がる単純さ、サリマン先生の密偵犬(?) 「ヒン」のコロコロした動き、「荒地の魔女」の首も肩も胸もタルタルのしわしわな様子、「マルクル」の子供らしい純真さ、「カブ」のコミカルな動き、「ハ ウル」の引越しも模様替えも“魔法”であっという間なシーン、そして・そして・そして・・・「ソフィー」の愛ゆえの強さ!がとっても魅力的だ。てんでバラ バラな感じのするストーリーもなんのその、キャラクターの魅力が全てをカバーしちゃってるように思える。

Howl_03_1

そういえば、荒地の魔女は美輪明宏が、マルクルは神木隆之介がモデルになってる。だからあんなに声と一致するのね~。そういえば、マルクルは、原作では子供じゃないんだって。そうなったのは、宮崎解釈みたい。

ソフィーは老婆の時も少女の時も、倍賞千恵子が演じている。声でも18歳の時と90歳の時が演じ分けられていて、でも違和感がなくて、ピッタリだと思う。でも、アメリカ版『ハウルの動く城』は、老婆と少女では違う役者さんが演じているらしい。

ハウルの声は言わずと知れた木村拓哉なんだけど、これには賛否両論あるみたいだ。最初から声のイメージがあったキャラ達と違って、ハウルにはイメー ジが無かったらしい。で、そんな中、木村拓哉側から、宮崎アニメにでたいという申し出があって決定した。最初は、木村の声で木村自身が浮かんで、見られな いかと思ったけど、あたしは作品に惹きこまれて、そんな事は全然無かった。木村ファンでもアンチでも無いのが幸いしたのかな。

Howl_02

この『ハウルの城』の素敵な街並みのモデルは、フランスのアルザス地方だ。とっても素敵に描かれている。ジブリの美術スタッフの技術は、天下一品だ。美術スタッフの作品集が出てるくらいだからね。

大人も子供もファンの多いジブリ映画・・・・・「自然と人間との共生」というのは、ずっと根底に流れるテーマにもなっていて、古い映画でもそのテーマゆえにか、今観ても斬新だし楽しむことが出来る。この『ハウルの動く城』も長く愛される作品になるんじゃないかなぁ。

■■■

『ゲド戦記』(7/12チラシ)の前評判、あまりヨクナイみたいだなぁ。「あらためて宮崎駿監督のスゴサを知ることになった」っていうようなコメントを見かける。まぁ、この手のコメントは代替わりの時にはでて当たり前だから、あまり参考にはしてないけど。あたしはもうすぐの公開を楽しみにしている。

ハウルの動く城 DVD ハウルの動く城

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2005/11/16
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 051: Vフォー・ヴェンデッタ | トップページ | 053: アメリ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/97690/2766470

この記事へのトラックバック一覧です: 052: ハウルの動く城:

» 『ハウルの動く城』 (宮崎駿)を見ました。 [ばくさんのかばんと旅ノート。]
「ハウルの動く城」を見ました。   実は映画館でではなくて、初公開した21日のテレビです。     自分も宮崎アニメは好きで、いままでの作品はだいたい見ています。   この映画については、他のブログを見ても、いままでの宮崎アニメと比べていろいろ賛否が... [続きを読む]

受信: 2006年7月23日 (日) 15時02分

« 051: Vフォー・ヴェンデッタ | トップページ | 053: アメリ »