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2006年7月18日 (火)

『誰が電気自動車を殺したのか?』日本公開されるのかな?

小西克哉 松本ともこ TBSラジオストリーム」の「コラムの花道 町山智浩」が結構面白いので、iTunesに取り込んで毎回聴いている。そこで7/18付で「アメリカの自動車に関するお話」で、映画「誰が電気自動車を殺したのか?」の話をしていて、とっても興味深かった。6/28からNYを皮切に公開されるらしいけど、日本でも公開されるのかなぁ?? とっても観てみたい。

そこで言っていたことを、メモ代わりに下に記しておく。

アメリカの巨大企業GMの不調が伝えられて久しい。GMはデカイ車ばかりをつくっているけど、石油の高騰もあって、燃費の悪い車は売れない。売れているのは、日本車なんかのコンパクトカーや、ハイブリッド車。

カルフォルニアでは、一時排気ガスがひどくて、80年代から排気ガス規制がしかれて、ハイブリッドカーには色々な優遇措置がとられている。買った時 の自動車税がタダ、有料道路タダ、追い越し優先車線は、3人以上相乗りしていると通れるんだけど、ハイブリッドだと一人でも通れる・・等の優遇がとられて いることもあって、ハイブリッド車が人気をはくしているいる。

ハイブリッドカーといえば、トヨタが先駆けているように思われているけど、実は現在遅れをとっているGMが、96年12月に世界初の量産電気自動車「EV1」を発売している。

一台が高額なため、レンタル専用だったが、高性能だった。自宅電気で5時間充電すれば、100マイル(160km)走ることが可能で、実験では 250km/時速でているし、加速もよかった。なのに、たった10年前の車なのに、一台も現存していない。1000台つくった車を強制的に回収して、ク ラッシュしてしまった。オーナーには、トム・ハンクスやメル・ギブソンもいた。

何故、強制的に回収したのか??  というのが、このドキュメンタリー映画のテーマみたいだ。

GMの言い分としては、不十分なバッテリーだったから・・・、人気が無いからこの先も売れないだろうから・・・とか言っていて、その後、ハマーなんかのでかい車(利益大)に路線が変わっていった。

GMのハイブリッドカー発売の96年当時は、クリントン政権下で、カルフォルニアで大気浄化法が出来たりしていたにもかかわらす、ブッシュ政権下に なると、石油業界との癒着から、大気浄化法は企業を圧迫する悪法だという事になってしまった。そして現在・・・・。世界の二酸化炭素の40%はアメリカが 排出しているという意識の無さが問題だ。

思い出したのが、もしブッシュ大統領じゃなくて、 ゴア大統領だったら、今どうなっているか・・・という話をモチーフにして、地球温暖化を訴える『 An Inconvenient Truth 』だ。皮肉たっぷりの映画で、2000年の大統領選で敗退したゴア氏本人が出演しているのもスゴイ。5/24からアメリカで公開されている。 予告編YouTube 下記に一部ストーリーをメモしておく。

2006 年5月第2週において、我々は未曾有のガソリン危機に直面しております。過剰ガソリンがあふれた結果、価格は今や1ガロンあたり19セントという安値に落 ち込み、石油会社の打撃は深刻です。これには私自身が低燃費車の害を訴えていたこともあり、幾分かの責任を感じるものです。そこで私は石油会社に対する救 済策を講じることを提案したい。もしこれが逆の事態なら、彼らは必ず私たちを助けてくれる筈ですから。

 

■■■追記 2007.01.17

上記、ゴア氏が今、心血を注ぐのが地球温暖化問題の講演をまとめた映画「不都合な真実」が2007年1月20日から日本でも公開される。1月15日に東京で行われたプレミアム試写会では、この映画や地球温暖化問題に寄せる熱い思いを語ったみたいだ。

公式HP http://www.futsugou.jp/

アル・ゴア:  クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙で現在の米大統領であるブッシュ氏に破れたアル・ゴア氏。彼は全米規模のコンピュータネット ワークを構築するという情報スーパーハイウェイ構想を提唱した人物として知られる。現在でもAppleの取締役やGoogleのシニアアドバイザーを務め るなど、テクノロジー業界に縁の深い人物だ。

ゴア氏は1960年代後半から温暖化問題に取り組んでおり、1997年に採択された京都議定書の交渉にも尽力した。米国では連邦議会が議定書の批准 を渋り、ブッシュ政権になってからは議定書からの離脱を正式に表明している。この点についてゴア氏は「本来なら米国がリーダーシップを発揮すべき分野だ」 として現政権を批判。

不都合な真実のウェブサイトには、誰でもできる取り組みとして「白熱電球を電球型蛍光灯に交換する」などの方法が挙げられている。

映画を通じて温暖化の問題を世界中に訴え、1人1人がこの問題を解決するための一員になって欲しいと語るゴア氏だが、再び政治の世界に戻るつもりは ないのだろうか。ゴア氏に聞くと、このような答えが返ってきた。「再び立候補するつもりはありません。この温暖化問題がいかに切迫したものであるかを世の 中に伝え、解決に結びつけるための活動で手一杯ですから」

今のところ、近くの映画館では公開されないので、DVD化されるのを待つしかない。すごく残念。。。

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