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2006年10月23日 (月)

093: HARUKO ハルコ

「人間として生きていくよ。
国籍なんて、もう関係ないよ。」

01_26

監督 : 野澤和之
製作 : 亀山千広 , 太田英昭

収録時間 : 81分
製作:2004  日本
レンタル開始日 : 2004-12-15

激動の時代を生き抜いた在日韓国人女性の半生を描いた『母よ! 引き裂かれた在日家族』(フジテレビ『ザ・ノンフィクション』2003年9月18日放映)を、劇場用に再編集した長篇ドキュメンタリー。監督は『涙の川・ 野宿の夫婦愛』の野澤和之。撮影を野澤監督自身と高橋晶子、増田ひろみが担当している。

■■■さくら 60点 レンタルDVD

最近の北朝鮮が核実験をしたというニュースで、在日朝鮮人の人が、国籍を韓国に変える人が増えたという。通常、10件/日なのが、30件/日くらい あるという。過去には、北朝鮮が日本人の拉致を認めた時にも、韓国籍に変える人が増えたという。このDVDでも、そういうシーンがでてくる。「祖国」とい う言葉が、イタイタしく感じられた。

あたしの知人に、在日韓国人3世の女性がいる。そんなこと全然知らなくて、始めて知ったのは、一緒に海外に行く事になったとき、パスポートなんかの 手続きで知った。ちょっとビックリしたけど、彼女は日本で生まれ育ち、アイデンティティは完全に日本にあるように感じたし、彼女は韓国語も話せない。

昨年の夏、田舎からの帰途、電車の中で週間文春を何気なく開いたら、和田アキ子が在日韓国人2世だと告白している記事が載っていた。芸能界入り前は 女番長として大阪では有名だったというエピソードは、TVで見聞きして知っていたが、幼い頃は在日だということでイジメにもあったという話しは、始めて 知った。母親はとても苦労したとも告白していた。結構、ビックリしたのを覚えている。

日本に帰化しているけど、ソフトバンクの孫正義社長が在日韓国人3世というのも有名な話だ。日本名からもすぐに分かることからも、自らの血のルーツを大事にしているのだろう。

02_22こ のDVDで、自分の血のルーツに思いを馳せる息子と、在日1世のその母・・・・・「在日」という言葉・・・あたしには計り知れない悲しみを含んでいると、 改めて思った。人は、生まれてくる国を、また時代を選べない。日本人が自分の母国をでて、国外で生活するようになったとしても、自分の家族との連絡が途絶 えてしまうことは有り得ない。「離散家族」なんて言葉は、あてはまらない。それが、母国が「北朝鮮」だと、こんなことになってしまうなんて・・・。悲し い。

HARUKO DVD HARUKO

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2004/12/15
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