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2006年11月28日 (火)

108: キングス&クイーン

孤独は大きな問題だ 簡単な解決法などない

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心が辛いこともあるだろう

秘密の宝を持つのはいいが それを重荷にしちゃダメだ

君が悩んでいると僕が感じたら――助けたくなるだろう

どんな恐怖や怒りのせいで悩んでいるのか考える

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原題 : ROIS ET REINE

監督 : アルノー・デプレシャン
脚本 : アルノー・デプレシャン , ロジェ・ボボー

出演 : エマニュエル・ドゥヴォス , マチュー・アマルリック , カトリーヌ・ドヌーヴ , モーリス・ガレル

収録時間 : 150分
製作:2004  フランス
レンタル開始日 : 2006-11-09

3度目の結婚を控えて心が揺れ動く35歳で子持ちのキャリアウーマン・ノラと、彼女を取り巻く不器用な男たちが織り成す恋愛模様を描く。

公式HP http://www.kingsqueen.com/

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大人な映画ですね~。人間関係やその感情が、とっても複雑だし深いのだ。ノラが、女として、母親として、娘として、姉として、いくつもの顔を見せる のに絡んで、それを取り巻く人間も様々な顔を見せる。登場人物はとっても自己中心的すぎて(そう感じるのはあたしだけ?)感情や感覚が添えないなぁ・・・ と思ってちょっと退屈しながら観てたけど、関係が明らかになるにつれ、ある意味“スゴイ!!”って驚いた。なんていうか・・・とっても残酷な現実も描いて いて、それら全てがただそこにあって、人生の1頁でしかなくて淡々としているのが、胸に響いてくるのだ。

フランス映画ということもあって“お洒落な”画も期待していたけど、そういった雰囲気は無かったのは残念だった。でも、そういったのは無いほうがイイ映画だから仕方ないかな。

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この映画に原作はないが、公式HPの松井宏のレヴューを読むと、どうも女優マリアンヌ・ドニクールの人生を基にしているようだ。アルノー・デプレ シャン監督作品にマリアンヌ・ドニクールは出演していたし、映画製作時より数年前に二人は別れているようだが以前は付き合っていた。そのため、監督は彼女 の人生の劇的な数々のエピソードを知っていたのだ。監督自身をモデルにした人物も登場し、監督が彼女の息子に実際に宛てた手紙の一部も使用されている。

マリアンヌ・ドニクールは、この映画での描き方が下品で非難を与えていると「帰還」という告発本を出している。その後“名誉の回復”を求めて訴訟も起こしているが棄却されている。

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心が辛いこともあるだろう

秘密の宝を持つのはいいが それを重荷にしちゃダメだ

君が悩んでいると僕が感じたら――助けたくなるだろう

どんな恐怖や怒りのせいで悩んでいるのか考える

キングス&クイーン DVD キングス&クイーン

販売元:日活
発売日:2006/11/10
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» 『キングス&クイーン』 Rois et reine [かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY ]
人生というものを描いた濃密なフランス映画たるフランス映画。 アルノー・デプレシャンとマチュー・アマルリックに惚れた。「ムーン・リバー」それは、なんて映画的な音楽なんだろう。そして、主人公ノラを演じるエマニュエル・ドゥヴォスの登場。台本には"スキャンダラスなほどに美しい女性がタクシーから降りてくる"と書いてあるそうだ。ドゥヴォスがスキャンダラスなほどに美しい風貌をしているとは思わない。だけどそこに現れたのは紛れもなく女王の風格をもった美しい女性なのだということが一瞬にしてわかり、物語の始まりに心が躍... [続きを読む]

受信: 2006年12月11日 (月) 21時28分

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