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2006年11月 9日 (木)

101: 父親たちの星条旗

61年前に撮影された1枚の写真が、
              太平洋戦争の運命を変えた―――。

その写真は1945年2月23日、
              日本の領土である硫黄島で撮影された。

「英雄と呼ばれるのは・・・辛いんだ」

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英題: FLAGS OF OUR FATHERS

監督:クリント・イーストウッド
製作:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ロバート・ロレンツ
脚本:ポール・ハギス
原作:ジェイムズ・ブラッドリー / ロン・パワーズ
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド キャスト

出演:ライアン・フィリップ  ジェシー・ブラッドフォード  アダム・ビーチ  ジェイミー・ベル  バリー・ペッパー  ポール・ウォーカー  ジョン・ベンジャミン・ヒッキー  ジョン・スラッテリー

製作年: 2006年
製作国: アメリカ
日本公開: 2006年10月28日

2006年報知映画賞 最優秀洋画作品賞受賞

第2次世界大戦の重大な転機となった硫黄島の戦いで、米軍兵士たちはその勝利のシンボルとして摺鉢山に星条旗を掲げる。しかし、この光景は長引く戦争に疲れたアメリカ国民の士気を高めるために利用され、旗を掲げる6人の兵士は・・・。

公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

■■■さくら63点(もう1作品を観たら変わるかも)劇場鑑賞(レディースデイ)

一人ではちょっと観れない作品です、あたしは。残酷なシーンが少なくないので。実際、直視できなかったシーンもありました。

この映画には、時間軸がいくつもあって、尚且つその時間軸の主体が複数人いて、誰が誰なのかを追うのが、あたしには分かり難かった。だから、誰か登場人物に感情移入してとか、ストーリーを楽しむというよりは、自分の感覚や感情で楽しむ結果になった。

たった一枚の写真「硫黄島の星条旗」・・・その画は事実なのに、それに情報や思惑が乗っかると、真実とはかけ離れた状態へと物事は動いていく。そし て、ココロはそんな現実についていけなくて、破綻していく。フラッシュ・バックのように差し込まれる戦地の様子と“英雄としてのツアー”のギャップが、一 個人の力の及ばない「国家」に巻き込まれていく感じで、見ているあたしは空恐ろしさを感じた。そして、こんな経験をしちゃったら、日常生活は送れなくなっ ちゃうだろうなって思った。

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「ど ちらが勝った、負けたではない。この作品が描いているのは戦争の残酷さ、戦争が生み出す悲しさなんだ。戦いのシーンは30パーセントで、残りの70%は “人間を殺し、仲間を殺された”リアルな恐ろしさを知った者たちが、その後の人生でも自分の感情と戦い続ける人間を描いている」苦悩する兵士の姿を描いて いる点こそが、従来の戦争映画とは大きく違っている点だと話すジェシー。

ジェイムズ・ブラッドリーとロン・パワーズによるベストセラー「硫黄島の星条旗」は、パンタム・ブックスから2000年に出版され、ニューヨーク・ タイムズ紙のベストセラー・リストに46週載り、そのうち6週間は第1位だった。やがてイーストウッドはこの本の映画化権をスティーブン・スピルバーグが 獲得したことを知った。イーストウッドはこの素材が大変気に入ったことをスピルバーグに伝えた。そして数年後、イーストウッドが監督でスピルバーグが製作 で、映画化されることになった。

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受信: 2006年11月20日 (月) 16時10分

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