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2007年2月12日 (月)

123: 幸せのちから

“この映画でいちばん重要なのは、無一文になる感覚、
   とりわけ、自分以外には誰も頼る者がないというのがどんなことか・・・”
                    by コンラッド(脚本)

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英題: THE PURSUIT OF HAPPYNESS

監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:スティーヴン・コンラッド
製作:ウィル・スミス / トッド・ブラック / ジェイソン・ブルーメンタル / ジェイムズ・ラシター
撮影:フェドン・パパマイケル
音楽:アンドレア・グエラ
編集:ヒューズ・ウィンボーン
キャスト:ウィル・スミス  タンディ・ニュートン  ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス(ウィル・スミスの実子)  ブライアン・ハウ  ダン・カステラネタ

製作年: 2006年
製作国: アメリカ
日本公開: 2007年1月27日
上映時間: 1時間57分

ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作。

公式HP http://www.sonypictures.jp/movies/thepursuitofhappyness/

■■■さくら 鑑賞前の下調べ

まずまずのスタート(興行的)をきったこの映画だけど、観た人の感想を読むと、期待とは違っていた・・というのも目立った。「気持ちをワクワクさせ るような、サクセスストーリーを期待していったのに、殆どが“不幸で地味”なシーンだった!」というものだ。正直あたしも、TVCMや劇場予告なんかか ら、“ワクワクするような派手な”アメリカンドリームかな・・・と思っていた。でもちょっと違うみたいだ。

■ 実話との違い
最も大きな変更は、ガードナーの息子を幼児から5歳に変えたことと、研修生の時にもらっていた小額の手当を無しにしたこと。またガードナーが当時であった様々な人々を集約させたキャラクターたちを創作する必要もあった。ガードナーの別れたパートナーもそのひとりである。

■ 本人が演じている
この映画に登場するセシル・ウィリアムズ牧師は、本人が演じている。

■ 1980年代の再現
Raging_bull 1980年代の再現。喫煙人口の多さ、広告表現の大人しさ、ボタンダウンのシャツ、粗悪な車、「レイジング・ブル」の広告。そして撮影用の車も、もちろん 60年代、70年代のもの。バスの車体の広告も当時のものが再現されている。アンジー・ディキンソンをフィーチャーしたアボガドの広告。

オフィス・シーンに欠かせなかったのが、当時、証券会社の必需品だったクオトロンと呼ばれる機器。これは黒地に緑色の文字の旧型のコンピューターである。どうしたかというと、映画のために70台のクオトロンを制作した。

■■■さくら 83点  劇場鑑賞(無料ポイント券利用)

002_3 地味だけど、いい映画だった。実在の人物という事もあって最後には成功するって事を知っていたから、不幸ばかりに思えるこの毎日の中で、実は成功に結びつ く小さな偶然、判断、そして“数字と人”に強いことを示すエピソードを、こっそり拾いながら楽しむことができた。ああ、この判断が成功に導いたのね・・・ と。そして、そう導いたのは“幸せのちから(イメージ)”だと思えた。

黒人の主人公クリスが、裕福な人々・・・その多くは白人・・・の資産運用を任せて貰うことは、とても難しいのは想像に難くない。そんな状況を打破し ていく主人公のバイタリティには、目を見張るものがある。不幸のどん底にもかかわらず、愚痴ひとつ言わず・というか、息子と共に生きていくためには、愚痴 を言うどころか、そのヒマも相手もいない状況で、必死に頑張る姿には身をつまされる。

おおげさに演出されていないラストシーンが、かえってよかった。

原題『THE PURSUIT OF HAPPYNESS 』の“HAPPYNESS”の綴りが正しくは“HAPPNESS”なのに敢えて間違えてあるのは、映画を見るとわかるようになっている。そしてこの題名は、アメリカ独立宣言における「幸福の追求(The pursuit of happiness)」のもじりとなっている。

■■■追記2007,02,16

この映画で7歳になる実の息子ジェイデンと共演したウィルだけど、なんと次回作では娘のウィローと共演するみたいですね。

■■■追記2007,02,26

S100_2 アカデミー主演男優賞にノミネートされていたけど、とれませんでしたね。

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コメント

こんにちは。

検索から来ましたが、同じココログですね♪
TBは出来ないようです。

私もこの映画を見て来ましたが
とっても親子の息もぴったりで良かったです。
ちゃんと鑑賞前の下調べをされているのですね。

バレンタインデー・コンサートも良いですね☆

投稿: miki | 2007年2月13日 (火) 13時21分

コメントありがとうございます。

mikiさんのブログも訪問させて頂きましたが、やっぱり息子のジェイデンは可愛かったですね。

投稿: さくらスイッチ | 2007年2月17日 (土) 13時49分

こんにちは。 さくらスイッチさん

上の記事にコメントが書けないので~♪
花を愛したモナコ公妃 グレース・ケリー展良いですね。
私も観たいです。

私は大阪なので、3月14日からです。
ありがとう~☆*・

投稿: miki | 2007年2月20日 (火) 13時39分

どういたしまして(笑)。

雨だったせいか、土曜日の夜だったせいか、あまり知られていなかったのか、名古屋展はそんなに混んでいなくて、自分のペースで見る事が出来ましたよ。

時間があったら、オススメです。

投稿: さくらスイッチ | 2007年2月22日 (木) 20時59分

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ここ最近の中で一番観たかった本作。 試写会には日程がどうしても合わなくて行かれなかったので、劇場で――。 ウィル・スミス&ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスの父子共演、泣けるストーリーを期待してたんだけど……。 ... [続きを読む]

受信: 2007年3月 6日 (火) 07時31分

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