126: ゴーストライダー
英題: GHOST RIDER
監督・映画版原案・脚本:マーク・スティーヴン・ジョンソン
製作総指揮:デヴィッド・S・ゴイヤー / スタン・リー
撮影:ラッセル・ボイド
視覚効果スーパーヴァイザー:ケヴィン・マック
音楽:クリストファー・ヤング
キャスト:ニコラス・ケイジ エヴァ・メンデス ウェス・ベントリー サム・エリオット ピーター・フォンダ ドナルド・ローグ
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
日本公開: 2007年3月3日
上映時間: 1時間50分
ジョニー(ニコラス・ケイジ)には17歳で悪魔(ピーター・フォンダ)に魂を売り、病気の父を救ったという秘密があった。30歳になった彼が最愛の女性(エヴァ・メンデス)と再会した時、再び悪魔が現れ・・・・・。
映画公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/ghostrider/
■■■さくら65点 劇場鑑賞(レイトショー・ミッドランドスクエアシネマ)
あたしは結構楽しめました、この映画。
観に行くつもりなんて無かったんです、本当は。アメリカン・コミック原作の映画にさして興味はない。公開されても、観なくてもいいや・とか、TV放 映まで待とう・とかって思うくらいだ。ニコラス・ケイジにしても、嫌いではないが、彼の出演が観る動機になるほどファンでもない。中型バイクの免許は持っ ているけど、今はバイクに興味も無い。おまけに評判も芳しくない。
なのに何故観に行ったのか。それは3月6日にグランド・オープンするミッドランドスクエアシネマ(名
古屋)の本牛革のシートに座りたかったからですね。先週の金曜日に試写会があり土日に先行内覧会があったので、既に体験した人も少なくないと思うんです
が、あたしはまだだったので、せめてグランド・オープン日に体験したかったんです。週末に友人とそのシネマを体験しに行く約束がしてあるんですが、それま
で待てなくて、で、つい「ゴースト・ライダー」を観に行ってしまったんです。他は観た映画だったり、もっと興味が持てない映画だったりしたので・・。
それで観た人の感想を読んだりして、あたしが観に行く前の心構えとして持ったのが、コミックっぽいバカバカしいノリを楽しむという事だ。つまり、大 人(マーク監督、ニコラス・ケイジ、ピーター・フォンダ)が子どもの頃に夢中になったエッセンスが凝縮されてストーリー展開しているので、細かい展開が変 なのは無視して、そのノリを一緒に面白がっちゃおう・って事だ。
あと楽しむために下調べして自分なりのチェックポイントを持つことにした。映画を観た時に「あぁ~、これがあれなんだ・・・」と感じる事ができると、ちょっとだけお楽しみ度がアップするからね。以下、下調べに観た感想を交えながら書いてます。
原作コミック『ゴーストライダー』のオリジナル版は1940年代にス タートした。当初は西部のガンマンを主人公とするウエスタンだったが、70年代にマーベル(漫画出版社)が版権を取得した時、スタント・ライダーのジョ ニー・ブレイズを主人公とする超自然ものへと生まれ変わる。90年代には再び主人公が変わり、リニューアルを遂げている。・・・あたしはコミックを読んで いないんだけど、映画の内容からいってこの70年代のコミック・ストーリーが映画化されているんだろう。ジョニーが10代の頃に出てくる移動遊園地の様子 やTVなんかが時代を感じさせる。でも、時代設定や年齢設定は気にしないほうが楽しめるから、これはこういう世界なんだと納得しちゃったほうがいいと思 う。あと、登場する燃えるヘルバイクがまるで“馬”みたいで、最初ちょっとバカバカしくて笑っちゃったんだけど、原作コミックの流れを知っていると納得で きる。
映画の中でジョニーが乗るバイクも、『イージー・ライダー』でフォンダ
が乗ったハーレーがモデルになっている。ジョンソン監督の目標は、原作のヘルバイクを超えることだった。数ヶ月に渡って製作されたヘルバイクは、デザイン
が承認された後、機能の異なる7台のバイクが製作された。これはいずれもニコラス・ケイジの体格に合わせて作られたカスタムメイドである。完成した画面に
映っているのは、この実物のバイクにCG処理で炎を加えたものが殆どだが、2、3のシーンでは完全にCGで創られたバイクも使われている。
・・・この燃えるヘルバイク、走っている姿は“カッコイイ”っていうより、あたし的には“面白い”って感じだった。なんていうか画面に躍動感が無いから、
ワクワクするって感覚より、うわぁ~コミック調だ!って思うほうが先にたっちゃった。そんな画面展開の中、ひとり独特の空気感をまとって映画を引き締めて
いたのが『イージーライダー』のフォンダのメフィスト役で、物静かでかっこよかった。
筋肉がないゴーストライダーの顔に表情を持たせる工夫を、炎のCGで表 現している。感情によって炎の色調が微妙に変化するのだ。この炎を実現させるために、液体力学の学術的な研究資料もたくさん集め、ナヴィエ・ストークス方 程式と呼ばれる方程式に基づいたものをCGに応用する技術の一部を利用している。それだけではなく、実写とCGの合成のため、ふたつのインタラクティヴ・ ライト・リグも使用している。ひとつはゴーストライダー役のフェイスマスクに、ランダムに点滅する発光ダイオードを散りばめたもので、この明滅が俳優の肩 を照らすことで、頭部が発する炎の照り返し効果が得られる。もうひとつは、ヘルバイク用で、地面とバイク本体を照らすよう、車輪に取り付けられた。・・・ 炎は本物みたいで違和感が全然なかったけど、ジョニーがゴーストライダーに変身する様子はいきなりでなんか変だった。
ロケ地は、オーストラリアの
メルボルン。ジョニーと父がバイク・ショウを行うスタジアムとして使用されたのは、ヴィクトリア時代の観覧席があるメルボルン・ショウグラウンズ。一方、
クライマックスの舞台となるメキシコの荒れ果てた町は、巨大セットを建設して撮影されている。・・・そういえば、途中に映る満月はちゃんと北半球の画だっ
た。お月様はオーストラリア(南半球)で撮らなかったのかな?、それとも180度回転させたのかな(笑)。
■マーベル・コミック 日本語ファンサイト
お奨め。コミック画が見れるのは無論で、漫画でのキャラクター関係図が見れたり、マーベルが版権を取得した後の歴史が見れたり、ゴーストライダーの身長や体重や設定が見れたりして面白い。
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