« 166: あの子を探して | トップページ | 167: いまを生きる »

2007年6月 7日 (木)

カンヌに出品・北朝鮮制作『ある女子学生の日記』

北朝鮮の映画 カンヌ映画祭フィルムマーケットに初登場

北朝鮮の映画が世界最高権威の映画祭とされる<カンヌ国際映画祭>に初めて登場し、話題になっている。平壌(ピョンヤン)郊外に住む一家の日常を描いた『ある女子学生の日記』。

2007年5月18日午後8時(現地時間)、世界各国のバイヤーに初めて公開され、21日にも別の試写会が予定されている。フランスの映画配給会社<プリティーピクチャーズ>は昨年(2006年)10月、<平壌国際映画祭>で版権を購入している。『ある女子学生の日記』(監督:チャン・インハク)はスタートの部分から注目された。ミッキーマウスが描かれたカバンを持った少女が登場する。少女は9歳のころからマンションに住むのが夢だった。

映画は家族の悩みを劇的に描いている。少女の父は科学者。研究開発に忙しい父は工場で宿泊し、家にはほとんど帰ってこない。娘らは父の“不在”が不 満だ。「家に男がいないから」漏電も、煙突の掃除も全部女がしなければならない。さらに科学院の司書の母は毎晩夫の資料を翻訳するのに忙しい。結末は予想 通りだ。長女スリョンは科学者の父を結局理解するようになり、父と同じ科学者の道へ進む決心をする。

だが、数か月に一度家に帰ってくる父に「来ないほうがマシ」、「お父さんは受けるばかりの恥知らずの人」といった具合の辛らつなセリフが登場する。 スリョンは父のことを「将軍様と一緒に撮った写真一枚も、博士号もない」「だからマンションも買えない失敗者」と感じる。また、翻訳の仕事で忙しく、遠足 の弁当を作るのも忘れる母には「お母さんに期待しないように。お母さんにはお父さんだけ」「継母のほうがマシ」と不満がる。

映画では英語のセリフも出てくる。科学に才能があるスリョンの能力を褒めるスリョンの友達が突然、お祝いの言葉を英語で語り、スリョンは 「Thank you very much」と答える。サッカークラブのメンバーである妹スオクのキャラクターもおもしろい。『ある女子学生の日記』は昨年(2006年)8月に北朝鮮で公 開し、800万人の観客を動員した模様だ。今年(2007年)11月にはフランスの映画館でも公開される予定だ。

<プリティーピクチャース>の代表は「北朝鮮の日常をリアルに描いていて政治性が少ないため、購入を決めた」とした。映画を見た英国人記者、キング スリー氏は「北朝鮮の映画は初めて見た」とし「露骨的な政治スローガンを期待したが、ややセンチメンタルで旧式のドラマ」と評価した。

WoW!Korea の芸能ニュースより

--------
日本で観る事が出来るようになるのかな?

|

« 166: あの子を探して | トップページ | 167: いまを生きる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/97690/6683637

この記事へのトラックバック一覧です: カンヌに出品・北朝鮮制作『ある女子学生の日記』:

« 166: あの子を探して | トップページ | 167: いまを生きる »