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2007年7月26日 (木)

188: レミーのおいしいレストラン

“ 誰でも名シェフ ”

Ratatouille001

[原題] RATATOUILLE

[監][案][脚] ブラッド・バード 

[声] パットン・オズワルト ルー・ロマーノ イアン・ホルム ジャニーン・ガロファロー ブラッド・ギャレット ピーター・オトゥール ブライアン・デネヒー

[制作] 2007米
[上映時間] 90分
[公開]  2007-07-28~

抜群の舌と鼻を持つネズミのレミーは、今は亡き天才のシェフ・グストーに憧れ、自分もシェフになろうと夢を抱くようになる。 しかしある日、嵐で流され独りぼっちになったレミーは、パリにあるグストーのレストランにたどり着き・・・

◆◆◆さくら65点 劇場鑑賞(先行上映 レディースデイ)

昨夜いってきました、先行上映「レミーのおいしいレストラン」に。平野レミや南キャンのしずちゃんが宣伝してるアレです。「おいしい」「レストラン」「料理」「パリ」という単語と、「オムレツの絵」に惹かれて、つい・・・♪

さすがピクサー作品!、本編が始まる前のショートフィルムでも楽しませてくれた。

Ratatouille005_1で、 本編。リアルな映像でアニメである必要を感じないほど(苦笑)、あ、でもアニメじゃなきゃ、ネズミが料理だなんて成立しないね、必要だ、必要だアニメ、う ん、うん。・・・・・パリの夜景も街も、調理場も料理も、何もかも人間とネズミ以外は、いや、姿でいえばネズミもリアルだった。

細かいトコロまでつくりこまれていてリアルなのは凄いんだけど、絵面に、あたしに伝わる感動がなかった・・・・ _| ̄|○

うわあ~おいしそうな料理、うわあ~キレイな景色、と思える印象的なシーンがなかった。登場する料理を、美しい料理だとは思ったけど、美味しそうと は思わなかった。原題にもなってる「ラタトゥーユ」だって、あたしも食べたーい! とは思わなかった。・・・・・調理をするシーンや美味しそうな映像、フ ランスらしい美しい景色や洒落たテーブルコーディネート、それらを期待していったあたしは、ちょっとガッカリしてしまった。

ま、感動がなかったのは、あたしがフランス料理に疎いせいかもしれないけどね。有名シェフ、有名レストランが、監修、協力してるし、スタッフがフランスと北カルフォルニアで研究したっていうから。ワインを表現するのは、至難の業だという話だし・・・・・。

物語は普遍性のある主張がテーマだけど、盛り上がりのかけるクライマックス、でも、安心してお子様でも見られるつくりになってると思う。ところどこ ろ笑いの要素もあって、くすくす笑えるし、レミーが家族に向かって自分の思いを主張するシーンもヨカッタし、食通評論家のラストの台詞はこの映画のテーマ を端的に表していて、ちょっと皮肉も効いていて面白かった。あれって、料理を評した台詞なんだけど、「料理」を「映画」に置き換えてみても通じる言葉だ な・って思えて、製作者側の想いでもあるんだろうなって感じた。

あ、大量ネズミ、あたしはOKだったけど、引く人は引くと思うな(笑)。

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フランス料理 あれこれ ^^♪

◆アントナン・カレーム(1784 - 1833)

カレームの一生は絶望的な貧困から、ヨーロッパの国々の元首や政治家の食卓を任せられるまでに立身出世を遂げた驚異の物語といえよう。

生前、今日フランス料理と呼ばれている料理の単純かつ洗練された独特のスタイルの発信者であり、「国王のシェフかつシェフの帝王」と呼ばれていた。

カレームはフランスの外交官にして美食家タレーランのもとで料理人として働いていた。 タレーランはカレームをたびたび激励、カレームはタレーランのもとで料理の考案に没頭している。1814年に始まったウィーン会議(1814-15)の間、タレーランはたびたび夕食会を主催、そこで出された料理は出席者の評判をさらい、カレームの名は一躍有名になった。

有名な話・・・・・タレーランは、高級なフランス料理と上質のワインを大盤振る舞いした結果、フランスは敗戦国であったにもかかわらず、実質的には 勝戦国のように会議の主導権を握ったという。その結果、フランスは敗戦国であったにもかかわらず、実質的には勝戦国のように会議の主導権を握ったという。

ウィーン会議が終わった時 ヨーロッパの地図と上流階級の食べる料理は刷新される事になる。

カレームは、今日フランス料理のコックがかぶっている帽子の考案者でもある。本文・・・

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◆ブリア・サヴァラン(1755 - 1826)

フランスの法律家、政治家。ただし、何にもまして『美味礼讃』を著した食通・評論家として有名である。「食聖」とまで称えられた。

『美味礼讃(邦題)』では、食事を学問として扱い、その楽しみについて述べられている。ま たブリア=サヴァランはラテン語の他、5つの現代語に堪能であり、時を見計らって遠慮なくそれをひけらかした。フランス人にとっては誤記としか思えなかっ た sip という「ちびちび飲む」を意味する単語を英語から転用したりと、外来語の借用にためらうということのない現代的な著述家でもあった。

Jean_anthelme_brillatsavarin 原題:『Physiologie du Goût, ou Méditations de Gastronomie Transcendante; ouvrage théorique, historique et à l'ordre du jour, dédié aux Gastronomes parisiens, par un Professeur, membre de plusieurs sociétés littéraires et savantes (味覚の生理学、或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録;文科学の会員である一教授によりパリの食通たちに捧げられる理論的、歴史的、時 事的著述)』 1825年 本文・・・

◆オーギュスト・エスコフィエ(1846 – 1935)

築いた技法の多くは、フランス料理の創始者として知られるシェフ、アントナン・カレームの技法を基礎としている。エスコフィエの最大の功績は、カレームを基礎としながらも、カレームが築き上げた、精巧で装飾的な意味合いの濃厚な料理を単純化し、調理法を体系化する事によって、フランス料理現代化の先鞭をつけたことにある。

エスコフィエの改革は料理そのものに止まらず、シェフという職に、残忍さや酩酊に代わり、規律と節制という気風を持ち込み、シェフ職の社会的地位の向上に貢献したことが功績の1つに数えられている。また、エスコフィエは厨房各々のセクションにシェフ・ド・パルティ(chef de partie、部門シェフ)を置き、旅団的システムによって、自身の厨房を再編した。

一度にすべての料理を供するサービスが主流だったフランス料理に、コースメニューを導入した事でも知られている。 本文・・・

◆ヌーベル・キュイジーヌ・フランセーズ(新フランス料理)(1970~)

伝統的なフランスの料理を守りつつ新しい風を吹き込もうという新たな試みだった。しかし、当時の料理人たちは、自分達の料理に貢献できると正当に評価した部分は取り入れ、必要でないと思うところは退けていた。

このヌーベル・キュイジーヌは1968年の五月革命がきっかけとなる。五月革命とは、政治、経済、文化などフランス社会の現代化を促進する社会運動で、これにより料理の世界でも革命が起こった。そして、この革命を進めたのはフランス各地のシェフたちであり、「フランス料理の現代化」を推し進めることとなる。この頃になると、一般のフランス人も私たちがイメージするような高級フランス料理を食べるようになる。

◆ポール・ボキューズ(1926~)

前もってメニューを定めるべきではなく、朝、市場へ行き、そこで見つけたものによって定めるべきだ。  『ポール・ボキューズ フランス料理ー「市場の料理」』より

1970年代に、ボキューズが辻静雄の招きでトロワグロらと来日したとき、「吉兆」や「千花」などで、懐石料理・京料理の料理法や、盛りつけに触発され、素材を活かす料理法を取り入れたり、盛りつける皿を料理ごとや、季節ごとに変えたりするなど、地味だったフランス料理の盛りつけを根底から変えて、新たなフランス料理の時代を作りあげたため、「ヌーヴェル・キュイジーヌ」の旗手とされていたが、現在はクラシックへの回帰を説き、国際的な知名度とともに現代フランス料理界で特別な存在である。 本文・・・

◆ジョエル・ロブション(1945~)

ヌーベル・キュイジーヌによりフランス料理はさらに大きく評価されるようになったのだが、1980年代には、適当な料理や、真似ただけの料理などによる弊害を招き、客からの信頼も薄れ、表舞台から身を引くこととなる。

しかし、ここでまた素晴らしい高級料理を表舞台に立たせたのが、ジョエル・ロブションである。彼は、正当なフランス料理の最後のシェフであったが、伝統を破壊するような料理ではなく、ヌーベル・キュイジーヌで得た食材の新鮮さや的確な加熱などプラスの部分は積極的に取り入れていった。さらに、そこに伝統的地方料理や家庭料理がプラスされることでさらに進化した料理を提唱した。 本文・・・

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◆レストラン

レストランとは、もともと栄養とブイヨンを意味し、それが軽くて健康的な料理を意味するようになった。ルイ14世の治下ではすでに、パリには何軒かのレストランがあったようだ。さらに、17世紀にはカフェや惣菜屋がすでにあったようだ。

そして、レストランが大きく変化するのがフランス革命後である。革命後、宮廷で働いていた料理人たちは行き場を失い、街へ出てレストランを開いたことで、それまでの大食いから美食を求めるレストランが広まった。ここから、ブルジョワの屋敷で働くシェフたちも技術を習得し名が広まるとレストランに転職するようになった。しかし逆はなかったようだ。それでも、19世紀前半では、美食と言われるような料理を出すレストランはパリに限られ、他の地方には地味なレストランや飲み屋が多かったようだ。

◆ビストロ

Bistro_smapbistro(仏) 気軽に利用できる小さなレストラン。「あまり高くないレストラン」というニュアンス。

レミーのおいしいレストランの“BISTRO RATATOUILLE”は、気軽に利用できる小さなレストランといった感じだけど、“BISTORO SMAP”は、VIP御用達の超高級レストランだよねえ。あたしが見るのが、ハリウッドセレブの時だけだからかな、そう思うのは・・・、でもないよね。

Michelin_1◆ミシュラン・ガイドブック

世界的タイヤメーカーミシュラン社が1900年から発行しているレストランのガイドブックである。1926年から現在の星マークがつくようになり、約4千店が掲載されているが、三ツ星ともなると、20店強と狭き門になっている。

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南に位置するプロヴァンス地方ではオリーブオイルがよく使用される。オリーブオイルを使っただけで“プロヴァンス風”と言われることもあるようだ。ここではトマト、ナス、ニンニクなど色の濃い野菜を使った“ラタトゥユ”や、魚介を使った“ブイヤベースがよく作られる。

野菜をたっぷり使って、トマト味で煮込みます。温かくても冷たくしても美味しくいただけます。

Ratatouille012“ラタトゥユ” レシピ  材料(2人分)

ズッキーニ・・・1本
なす・・・2本
ピーマン・・・2個
たまねぎ・・・1/2個
にんにく・・・1/2かけ

オリーブ油・・・大さじ1
塩・・・少々
こしょう・・・少々

[A]
コンソメ・・・1/2個
トマトの水煮(缶)・・・1/2缶

[1]   ズッキーニは1.5cm幅の輪切りにする。なすは1.5cm幅の輪切りにし、水にさらす。ピーマンは乱切りにする。たまねぎはくし型切りにする。にんにくは薄切りにする。トマトの水煮の実は、粗くつぶしておく。

[2]   鍋にオリーブ油を熱し、にんにくを炒め、香りが出てきたら、ズッキーニ・なす・ピーマン・たまねぎを加えて炒める。

[3]   [A]を加え、煮る。

[4]   火が通ったら、塩・こしょうを加え、味をととのえる。

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一般的に山羊の乳で作られた種類のチーズを「シェーブル」「シェーブルタイプ」と言います。

フランスでは昔から「山羊のチーズは復活祭から万聖節まで」といわれており、現在も農家では春から秋の間のみヤギのチーズを作っているところもあります。

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Ratatouille008 フランスは「美食の国」とよく謳われるが、なぜこう謳われるようになったのだろうか。

フランス料理の歴史、政治や外交との関わりからくる「フランス料理」の力、それに現代フランス料理の流れまでが分かります。

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生きていくために、食べることは必須なのですが、料理が与えてくれるものは生命維持以上のモノがあります。そして、家庭料理は愛情以外の何物でもないと、あたしは思ってます。


Ratatouille - Moviefone   the 'Ratatouille' sets
さすが つくりこまれてますね♪

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“ 誰でも名シェフ (Anyone Can Cook) ”

 彼はシェフになりたがってる ”

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» 先行ロードショーにて レミーとおいしいレストラン 観てきました。(もう一般公開しちゃってますが) [よしなしごと]
 先行ロードショーでレミーのおいしいレストランを観てきました。せっかく先行ロードショーだったのにブログの記事にする前に、普通に公開されちゃいましたね。(^^ゞ [続きを読む]

受信: 2007年7月29日 (日) 02時28分

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