205: オーシャンズ13
原題 : Ocean's Thirteen
監督 : スティーブン・ソダーバーグ
製作総指揮 : ブルース・バーマン
製作 : ジェリー・ワイントローブ
脚本 : ブライアン・コペルマン デビッド・レビーン
音楽 : デビッド・ホルムズ
撮影 : スティーブン・ウィリアムス
編集 : スティーブン・ミリオン
キャスト : ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット マット・デイモン アンディ・ガルシア ドン・チードル バーニー・マック エレン・バーキン アル・パチーノ
配給 : ワーナー・ブラザーズ
製作年 : 2007年 アメリカ
公開 : 2007年6月8日~/アメリカ 2007年8月10日~/日本
上映時間 : 122分
ダニー率いる犯罪集団オーシャンズ。そのひとりであるルーベンが、カジノ経営者バンクの裏切りで瀕死の目に遭う。敵討ちを誓ったダニーはメンバーを集め、新カジノのオープンを迎えたバンクを徹底的に潰そうとする。
◆◆◆さくら 62点 (劇場鑑賞)
友人の希望もあって鑑賞。11、12はレンタルDVDで見てるけど、もう随分前なので、金曜日にTV放映してた12を見て復習(笑)。で、13を見た感想は、思ってた以上でも以下でもなかったな・ってのが素直な感想。
“13”の動機は仲間のリベンジで、
ストーリーは2つの策略、そして成り行き上、プラス1の策略と合わせて、合計3つの策略が同時進行しながらストーリーは展開していく。物語はある意味結末
が分かりきっているので、派手でアップテンポな展開をあまり深く考えずに楽しむ、、、といった作りになっている。
登場人物は多いけど、そ
れをカンバセイション・ピースにして、友人と過去の映画についてあれこれ話すには楽しかった。それに、あたしはラスベガスには一度だけ行った事があるんだ
けど、雰囲気を味わう程度にルーレットなんかも楽しんだ。そんな事も思い出しながら、あたしは映画を結構楽しんだ。
それに、今回は動機が仲間のリベンジということもあって、オーシャンズの絆のようなものが、‘大げさじゃない感じ’で感じられたのがヨカッタな♪
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個人的には、ところどころに「おっ!」と思うショットがあったのもヨカッタ。
まず、オープニングすぐのミッドナイト・ブルーの空を背景に、生成りっぽいジャケット+サングラス+右手のシルバーリングを身に着けたブラピが、風を受けている姿!、爽やかでかっこよかった。
あ と、ジョージ・クルーニとブラピが川の欄干に寄りかかって話すシーン・・・背景がステキで、まだ日が落ちきらなくてチョット明るいんだけど街路灯は灯って いて、建物は川沿いの街路樹の緑に隠れ気味、川面の様子も雰囲気があって一見穏やかな空気が感じられる・・・は、とても好きなショットだった。
そして、街の様子を写す時も、全体に影も含めて青っぽい色調にされてるショットがあったりもした。トコロドコロ色彩が調整してあって、それにどういう意味があったのかは判らなかったけど、印象的な雰囲気を醸し出していた。
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結
構、日本っぽいのが登場したのも、単純なあたしは面白かった。「クボタ」「煎茶」「相撲」とかね。あ、相撲といえば、武蔵丸vs曙が本人同士で勝負する
シーンを撮ったらしいんだけど、カットされてた。相撲のシーンはあったんだけど、別人だった。よね?曙太郎だけは出てた??あれがそうだったのかな・・・
違うよね???
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ところどころに、壁に絵が掛かっていて、あれって初期のピカソっぽい、とか、タッチがモネっぽいとか想ったけど、一瞬でよくわからなかった。が、唯一、ドアップで登場したので判りやすかったのが、グスタフ・クリムト「フリッツァ・リートラーの肖像(1906)」だった。もしかして・・・・・
以下、登場人物説明です。11、12の人物が把握できている人には無用だけどね。

◆ジョージ・クルーニー : ダニエル・オーシャン
言わずと知れたオーシャンズの頭脳。

◆ブラッド・ピット : ラスティ・ライアン
オーシャンズの実行隊長的存在。カジノ強盗(“11”)後は分け前の全額を投入してホテルオーナーになったが、経営は火の車で散々な状況下。他の仲間たちは『何かあったらまずラスティ』と思っているため、ラスティがむしろボスというイメージがあるようだ。
◆マット・デイモン : ライナス・コールドウェル
スリ専門の窃盗。父親も名の知れた窃盗。“11”以前は、電車内で財布をスるという生活を送っていた。

◆バーニー・マック : フランク・キャットン
ラスベガスの賭博界から追放されたイカサマディーラー。人種論者。極端な手フェチ・爪フェチ・ネイルサロン好きが高じて、現在はネイルサロンを経営。カジノ強盗(“11”)後しばらくはラスティと行動を共にしていた。

◆ドン・チードル : バシャー・ター
兵器・爆発物の専門家。腕は立つが仲間に恵まれず、パッとしない強盗団を率いていた。カジノ強盗(“11”)後はラッパーに転向。しかし放送禁止用語ばかり口にしてしまいパッとせず。

◆ケイシー・アフレック : バージル・モロイ
双子のモロイ兄弟の兄。弟との仲は悪いが何故かいつも一緒にいる。
◆スコット・カーン : ターク・モロイ
双子のモロイ兄弟の弟。兄との仲は悪いが何故かいつも一緒にいる。

◆シャオボー・クィン : イエン
軽業師。かつては雑技団に属していた小柄な中国人。カジノ強盗(“11”)の分け前でマイアミに豪邸を購入し自由に過ごしていたが、手を付けた事業は失敗し美人モデルとの関係もうまくいかず散々な状況だった。

◆エディ・ジェイミソン : リヴィングストン・デル
電気・通信の専門家。いつもどことなく挙動不審でオドオドしている。親と同居している。

◆エリオット・グールド : ルーベン・ティシュコフ
大金持ちの資産家、実業家。同業者のベネディクトに個人的な恨みを持っていた。

◆カール・ライナー : ソール・ブルーム
往年の詐欺師だが、高齢で胃潰瘍持ち。

◆アンディ・ガルシア : テリー・ベネディクト
“11”でオーシャンズが狙った3つのカジノのオーナー。表の顔はカジノ経営の日々全てを掌握する有能な男。裏の顔は目的に手段は選ばない冷酷非道な男。警戒心が強く目的に手段を選ばない性格。“12”では利害の一致したナイト・フォックスと取引をする。

◆ヴァンサン・カッセル : フランソワ・トゥルアー “ナイト・フォックス”
貴族の称号を持ち、金も暇も持て余すフランス人。しかしその裏の姿は数々の困難な強奪を華麗に成功させてきた大泥棒。現場に黒い狐の置物を残すことからナイト・フォックスと称される。
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◆ジュリア・ロバーツ : テス
ベネディクトの元恋人。そしてオーシャンの元妻&現妻。夫にはもう盗みの世界から足を洗って欲しいと思っている。しかし人手不足を補う為に“12”では突如計画に巻き込まれてしまった。今回は、オープニングの飛行機内でのジョージ・クルーニーとブラピとの会話に出てくるのみ。
◆キャサリン・ゼタ=ジョーンズ : イザベル・ラヒリ
ラスティの恋人。今回は、名前すら登場せず。
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以下から微妙なネタバレあります。っていうか、画像の羅列なんだけど、鑑賞前の人は見ないほうがイイと想う。
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以下からネタバレあります。
ストーリーとしては、ルーベン・ティシュコフを裏切ったバンクにリベンジをする。バンクを金銭的にも大損させ、自尊心をも打ち砕くために、あらゆる策を練る。
1)まず金銭的損害を与えるために、人口頭脳によって統御されたカジノでイカサマをするために、壮大な仕掛を用意する。これが一番大掛かりだった♪
2)自尊心を打ち砕くために、“五つ星ダイヤ”(権威ある格付け)が最低になるように仕組む。これはちょっとコミカルで笑えた♪
3)プラス、資金援助のために組んだベネディクトから“五つ星記念に妻に用意しているダイヤモンド・ネックレス”を盗む事を条件に出される。ちょっとしたどんでん返しが面白かった♪
この3つの策略が同時進行で進んでいく・・・で、予定通りな結末にたどりつく、というそれだけのお話だけど、まあまあ面白かったな。でも、一見派手な仕掛も、気持ちとしては折込済みなので強烈なインパクトは薄いし、ハイテクな仕掛もちょっと大雑把でちゃちぃ感じ。でも、あたしはノリが好きな感じだったので楽しかったけど、期待し過ぎちゃった人は、ガッカリしちゃったかもね。。。。。(←あたしの友人です・笑)
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TVのチャリティー番組にココロ打たれているジョージ・クルーニとブラピ、ラストでTVでインタビューを受けるアンディ・ガルシアを見ている様子も、微笑ましかったなあ~。テリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)、これがきっかけで慈善に目覚めたりしてね。
そういえば、ブラピのこの変装・・・科学者というよりは、なんちゃってジョン・レノン って感じ(笑)。
マット・デイモンの鼻の変装も微妙~(笑)。あんな強烈な媚薬、あったらオモロイな。
あと、オーシャンズの顔写真をイジって別人にするシーン、面白かった。Dove Evolutionを思い出しちゃった。現在の‘修正’技術って素晴らしいね。
そういえば、どこかに「ゴッドファーザー」のパロディがあったらしいんだけど、あたしには判らなかった。^^;
“シナトラと握手”という台詞は『オーシャンと11人の仲間』に引っ掛けてあるんでしょうね、当然。
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