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2007年11月29日 (木)

244: A.I.

最新のA.I.(人工知能)を持った デイヴィッドが主人公の

未来版ピノキオ物語

Ai01

英題 : A.I. ARTIFICIAL INTELLIGENCE

監督 : スティーブン・スピルバーグ
製作 : キャスリーン・ケネディ / スティーブン・スピルバーグ / ボニー・カーディス
脚本 : スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮 : ジャン・ハーラン / ウィルター・F・パークス
撮影 : ジャーニューシュ・カーミンスキー、A.S.C
美術 : リック・カーター
音楽 : ジョン・ウィリアムズ
衣装 : ボブ・リングウッド

キャスト : ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ フランシス・オーコナー ブレンダン・グリーンソン ウィリアム・ハート

製作 : 2001年 アメリカ
日本公開 : 6月30日
上映時間 : 146分

人口制限がされている未来社会。A.I.(人工知能)を持つ子供型ロボットを購入した夫婦は、デイヴィッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と名付ける。やがてデイヴィッドは本物の子供になりたいと願って旅に出るが……

◆◆◆さくら70点 レンタルDVD

Ai02_4 よく考えれば背筋が寒くなるような状況設定なのに、切なくて面白い映画だった。SFといってもその未来的世界観の広がりを楽しむというよりは、デイヴィッ ドの内面世界に向かっていくのが興味深かった。なんていうのか、SFなんだけど、感覚的に馴染み易いのが、あたしには良かった。(SF好きな人やスタン リーファンには酷評されているようだけどね。)

少々、唐突な展開があったり、疑問に感じるトコロはあったけど、あたしはOKな範囲だった。ラストにも違和感無く納得。^^♪


ついでに同DVDに収められていた映像特典で、故キューブリック監督がスピルバーグ監督にこの作品の監督を依頼していた云々というのも見た。秘密主義のキューブリック監督が、この作品だけはスピルバーグに84年から話をしていた事や、その後の色んな経緯も語られていた。

原作のブライアン・オールデイス著 【スーパートイズ】 3部作と、同書に一緒に収められていた 【スタンリーの異常な愛情 -または私とスタンリーは如何にして『スーパートイズ』を『A.I.』に脚色しようとしたか】 も読んだ。(映画と違って‘デイヴィッドのパパ’ヘンリーに存在感があった。)60ページにも満たないこの短編のエッセンスに、故キューブリック監督が “ニューヨークの洪水” “ピノキオ” “青の妖精” といったアイデアを、何年もかけて練り込んでいた事なんかが分って面白かった。

20071130a 20071130b

以下、ネタバレあり。

「テディ、ぼくがなに考えてるか知ってる? ホンモノとホンモノでないものをどうやってくべつするの?」


 彼の目の前にあったのは、無数のデイヴィッドだった。みんな、顔もかたちもそっくりだった。みんな、似たような服を着ていた。みんな、警戒するような姿勢で立っていた。そしてみんな、黙って前方を見つめている。彼自身の無数のレプリカ。生きていない人形。
 
そのときはじめて、ディヴィッドは心の底から理解した。
 これが自分の本来の姿なのだ。製品。ただの工業製品。彼は口をだらんと開け、立ちすくんだ。体が動かなかった。

ここまで。
このシーンは、原作でも映画でも見せ場だったよねぇ・・・。

 

********************

◆2001年5月2日
「Evan Chan って誰?」Warner Bros.が映画『A.I.』キャンペーン
 
◆2001年05月07日
スピルバーグ監督映画『A.I.』をめぐる謎のウェブサイト群

◆2001年6月29日
映画『A.I.』の裏に潜むもう1つのストーリー(上)

◆2001年7月 2日
映画『A.I.』の裏に潜むもう1つのストーリー(下)

◆2005年2月2日
新『MSN Search』の正式運用開始に合わせ、大型キャンペーン展開

 

 

Ai03

「デイヴィッドが機械ということが重要なのか?


 重要でなければならないのか?


 そしてわれわれはみな、どの程度まで機械なのか?」


スタンリーの異常な愛情 
-または私とスタンリーは如何にして『スーパートイズ』を『A.I.』に脚色しようとしたか より
  
   
   
  
  

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