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2007年12月 8日 (土)

246: ペレ

静かに心に沁みる・・・・・
   
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原題 : Pelle Erobreren

監督 : ビレ・アウグスト
制作 : ベア・ホルスト
脚本 : ビレ・アウグスト
原作 : マーチン・アナセン・ネクセ
(1869-1954)
  四部作のうち第一部 『Pelle Erobreren(勝利者ペレ)(1906)』 ペレの少年時代 (現在は絶版)

出演 : マックス・フォン・シドー , ペレ・ベネゴー , エリック・ポスゲ , アストリズ・ヴィラウメ

制作 : 1987年 デンマーク、スウェーデン
収録時間 : 150分

受賞履歴
1988年     第61回     アカデミー賞外国語映画賞 デンマーク
1988年     第46回     ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞 デンマーク
1988年     第41回     カンヌ国際映画祭パルム・ドール

一人の少年の成長を中心に描きながら、19世紀末の北欧の貧困・飢餓・階級社会を背景としている。今から100年ほど前、スウェーデンからの移民の人々をのせた船が、デンマークのボーンホルム島に到着した。その中のラッセとペレのカールソン父子は、仕事を求めるものの老人と子供ということで次々と断わられ・・・

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Pelle_erobreren02_2 移民親子の可酷な日常生活を淡々と綴ったこの映画を、不思議と飽きる事なく最後まで観る事が出来た。というか、服装、風景、食事、農園、授業、住居、親 子、夫婦、男女、子供同士、北欧の海、それらに絡む悲喜こもごもが、あたしの興味を惹き付け、退屈している暇は無かった。この移民親子らの生活や思いがと ても丁寧に描かれているので、本来なら馴染みの無い19世紀末の北欧の情景から、置いてけぼりを喰らう事が無かったのが良かったのだと思う。主人公の少年 ペレが少しづつ成長すると共に父親の老いも感じられて、大きな感情は湧き上がってこなかったけど、静かに心に沁みる映画になっていた。

[強い自立心と希望を胸に旅立ったペレは、この後どうなったのかな・・・・・。気になるところだ。]

 

この映画を見て、来年(2008年)の5月から公開される同監督の映画『グッバイ・バファナ』(ノーベル平和賞を受賞した南アフリカの初代大統領のネルソン・マンデラが題材)が楽しみになった。公開されたら見に行きたいと思う。

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コメント

見てみよー^^

投稿: nono1 | 2007年12月 8日 (土) 06時31分

結構ショッキングな出来事を扱いながらも、地味で暗い絵面の映画でした。^^;

決して一般向けでは無いけど、あたしは好きな感じに仕上がってました。

投稿: さくらスイッチ | 2007年12月 8日 (土) 06時49分

見ました。^^
結構な長時間だけど、
じっくり見させてもらった。

現代の北欧の近代的で文化的なイメージとは、落差が大きいのもやはり時代が持っている暗さなんだろうな。


いい感じなのは、この少年の徹底的には打ちひしがれる事のない真っすぐさが救いなのかな。

いい映画でした。

投稿: nono1 | 2007年12月12日 (水) 07時09分

ペレ役の少年の本名もペレなんだけど、原作に感動した母親が名付けたんだって。

きっと大人になったペレは、人間味溢れる素敵な男になったに違いない! ^^♪

投稿: さくらスイッチ | 2007年12月12日 (水) 19時59分

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