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2007年12月15日 (土)

250: ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決

訴訟と銃・・・・・アメリカ社会を表現するうえで欠かせない2つの要素
   
Runaway_jury_02

原題 : RUNAWAY JURY

監督・制作 : ゲイリー・フレダー
原作 : ジョン・グリシャム『陪審評決』
脚本 : ブライアン・コペルマン , デビッド・レビン

出演 : ジョン・キューザック , ジーン・ハックマン , ダスティン・ホフマン , レイチェル・ワイズ

収録時間 : 128分
制作 : 2003年 アメリカ

銃の乱射事件で夫を失った女性が、銃器メーカーを相手に訴訟を起こした。経営者たちは、陪審員の表決を勝ち取るため、伝説のコンサルタント、フィッチ(ジーン・ハックマン)を雇う。最新技術を駆使し、あらゆる手を使って陪審員を探るフィッチ。しかし・・・ 映画生活

【 IMDb ★★★★★★★☆☆☆  User Rating: 7.1/10 (22,013 votes)
YAHOO! MOVIES ( A B C D F ) The Critics : B-  /13 reviews  Yahoo! Users : B  /29,966 ratings
YAHOO!JAPAN 映画  ★★★★ 4.19点  /31 レビュー
映画生活 ★★★★☆ 81点 /43 レビュー

◆◆◆さくら55点 レンタルDVD

出演している俳優陣はイイし、見た人の評価もまあまあイイし、そして何より、訴訟と銃という題材が興味深かったのでレンタルしてみた。正義と現実の間にあ る矛盾、銃の保持を認めるアメリカ合衆国憲法と銃社会の悲劇、陪審員制度に潜む不公正性、プライバシーの侵害、どの問題も強く印象に残らなかった。  。。。イマイチ面白くなかった。

登場人物が出揃って少ししたら、なんとなく物語の大枠が分ってしまい、意外性が感じられなかったのが残 念だった。法廷でのやりとりが面白かったらヨカッタんだけど、検事や弁護士の銃社会についてのやりとりもありきたりで、ハッとさせられる事もなかった。裏 での心理戦と動機が物語りの軸だったんだけど、本来なら緊張感を伴うその展開も、物語の大枠の想像が付いている分、イマイチ白けてしまった。登場人物の人 間性にも、魅力を感じられなかった。感情移入は出来なかったけど俳優陣の演技は光っていたので、映画館で大きなスクリーンに集中して見たなら、演技に惹き 込まれてハラハラして楽しめたかもしれない。 。。。

巨大企業相手の訴訟という事もあって、やりとりする金額の大きさばかりが印象に残った。^^;

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以下、ダスティン・ホフマンのインタビュー記事、他。

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ニューオーリンズ・トライアル byWiki

ジョン・グリシャム原作『陪審評決』(新潮文庫)の映画化。 原作ではタバコ会社が訴訟の相手であったが、本作では訴訟の相手が銃会社に変更されている。これは「インサイダー」がタバコ会社を題材にしていたためである。

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ダスティン・ホフマン インタビュー シネマトゥデイ

Runaway_jury_08原作では、たばこ訴訟の話だったけれど、監督に「銃規制の話にして欲しい」と頼んだんだ

Q 今回は正義の弁護士の役を演じていますが、どのように役づくりをされたのですか? 

ジョン・グリシャムの原作では、たばこ訴訟の話だったんだけれど、監督に「出来れば、銃規制の話にして欲しい」と頼んだんだよ。アメリカではNRA(全米ライフル協会)が大きなロビー活動をしていて、多くの国会議員が賛同している。で、僕はこの映画の役づくりためにNRAの反勢力団体のプレディーセンターに関わる人物から、銃規制についてのことをいろいろとレクチャーしてもらったよ。

たとえば、アメリカでは毎日銃によって80人の人間が殺されて、そのうちの10人が子どもたちなんだ。その数はイラクで殺されたアメリカ兵と比べてみても多い。そして、毎年3万人が銃によって殺されている。こんなに銃による事件が起きているのはアメリカだけだ。

そして、ある調査ではアメリカ人の80%の人間は銃を規制すべきだと答えているのに、規制に至らない。それはNRAという団体のせいんなだ。まあ、今回のことでずいぶんと銃規制の問題について学んだよ。ただ、映画では政治的になってはまずいので、それほどまでは盛り込まれてはいないけれどね。

日本の裁判制度はどうなんだい? 正しい判決が下されている?

Q 日本には陪審員制度はないのですが、あなた自身やご家族が陪審員を務めたことはあるのですか?

いや残念ながら、僕も僕の家族にも陪審員の経験はない。ただ、今回の映画では観客に重要な情報を教えていると思うね。そもそも陪審員制度がアメリカで制定されたときは、誰もが現在のように技術が進み、個人のプライバシーが徹底的に暴かれることが可能になるとは思わなかった。

ところが、今はさまざまなハイテク機器を使ってしまえば、誰もが他人の情報を得ることができる。だから、陪審員を選ぶときに候補者たちのプライバシーを調べて決めれば、自分たちの都合のいい評決を引き出すことができてしまう。

アメリカでは、陪審員が決まった段階ですでに判決も決まった同然だと言われるんだけど、恐ろしいことだ。ところで、日本の裁判はどうなんだい? 正しい判決が下されているのかな?

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日本で2009年(平成21年)5月までに始まるのは、陪審員制度ではなく裁判員制度。

裁判員制度とは?

裁判員制度と陪審員制度の違い

◆日本で施行されていた陪審法

世界各国の市民参加制度

陪審制度概説 

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アメリカ合衆国憲法修正第2条

規律ある民兵は 自由な国家の安全にとって必要であり

国民が武器を所有し携帯する権利は 損なうことができない


Runaway_jury_09

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