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2008年6月13日 (金)

342: ザ・マジックアワー

あえてリアル感を排除した舞台・設定で繰り広げられる

仕組まれた勘違いの生むギャップが かみ殺せない笑いを生む 

(注・あたし基準 (≧∇≦)

The_magic_hour_poster_2

監督・脚本 : 三谷幸喜
撮影 : 山本英夫
美術 : 種田陽平
プロデューサー : 重岡由美子 / 前田久閑 / 和田倉和利
エグゼクティブプロデューサー : 石原隆
製作 : 亀山千広 / 島谷能成
Magichour005編集 : 上野聡一
音楽 : 荻野清子
衣装デザイン : 宇都宮いく子
照明 : 小野晃
装飾 : 田中宏
録音 : 瀬川徹夫
助監督 : 片島章三

キャスト : 佐藤浩市 妻夫木聡 深津絵里 綾瀬はるか 小日向文世 戸田恵子 寺島進 西田敏行 戸田恵子 伊吹吾郎 浅野和之 市村萬次郎 柳澤愼一 香川照之 甲本雅裕 近藤芳正 梶原善 阿南健治 榎木兵衛 堀部圭亮 山本耕史 市川亀治郎 市川崑 中井貴一 鈴木京香 谷原章介 寺脇康文 天海祐希 唐沢寿明

制作 : 2008年 日本
上映時間 : 136分

港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後は、ギャングのボス・手塩の情婦・マリに手を出したのがバレて大ピンチ。5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出して連れて来なければ命はないと脅される。が、デラの居場所に・・・goo映画

YAHOO!JAPAN 映画★★★★ 4.13点/361人
映画生活
★★★★ 80点/49人

◆◆◆さくら80点 劇場観賞(レイトショー)

人間から見た視線を越えないカメラアングルも、あえてセットっぽくした作り物然とした町並みも、ギャングに殺し屋といった無国籍な雰囲気も、俳優のベタな演技も、どれもがアクの強過ぎない楽しい笑いを盛り上げていた。期待を裏切らないコメディだった! 笑えるって気持ちいいね。

でも、刺激の強い‘お笑い’で笑わせられるのに慣れ過ぎている人には、物足りないかも。 。。あたしは、こういう気楽な笑いも好き。 ^^♪

Magichour014

Magichour002_2 映画『ザ・マジックアワー』の中で『映画』を撮るという二重構造、そしてその『映画』が嘘の映画という三重構造(?)が上手く活かされている。その三重構造の中であたしは、“ムラタさん”を無意識に3つの視点で見る。それは、佐藤浩市として、売れない三流役者として、伝説の殺し屋としてだ。『ザ・マジックアワー』の登場人物たちが“ムラタさん”を見る視線も2つある。三流役者としてと殺し屋として・・・、そんな仕組まれた勘違い。そこから生じるギャップが笑いを生む。コメディ劇の王道とも言える手法だ。

三流役者をコメディタッチで演じられる演技達者な役者・佐藤浩市に笑わせて貰いました。ベタな演技に徹する脇の俳優さんあっての存在感だけどね。

キャストも豪華。そのせいもあって数本の劇中超短編映画もすごく印象に残ってる。あと、どこかに香取慎吾も出ていたみたいなんだけど気付かなかった、誰だったんだろう??? そういえば、エンドロールに「市川崑さんに捧ぐ」みたいなのが流れて知ったんだけど、本作が市川崑監督の遺作になったんだね。ちなみに、映画監督役で出ていました。
 
 
「そんなに気に入ったなら 持っていきなさい」   by ギャングのボス - 西田敏行

「これは映画じゃねぇな」   by 売れない三流役者 - 佐藤浩市
 
   

誰の人生にもマジック・アワーはある
Magichour012

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コメント

遅ればせながら^^
DVDにて鑑賞
特に前半がおもしろかった
敷かれているレールの上を走っていく快感
あと
色調や夢の中のようなセットが醸し出す雰囲気
が「ニューシネマパラダイス」を想起させる
懐古って題材は丁寧に作られると
それだけで見物になるって感じ
           movie ( ^^ v

投稿: nono1 | 2009年1月 3日 (土) 11時09分

年末にお節を作りながら
DVD掛け流しでこの映画を再見したよ

『パコと魔法の絵本』や『キサラギ』もそうだけど
あえて舞台っぽいセオリーをそのまま残して
“敷かれているレールの上を走っていく快感”を
味わわせてくれる映画って面白い heart

投稿: さくらスイッチ | 2009年1月 3日 (土) 19時21分

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