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2009年2月25日 (水)

387: チェ 28歳の革命 388: チェ 39歳別れの手紙

時代が必要とする“チェのような人”とは・・・?

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『チェ 28歳の革命』
英題: THE ARGENTINE
製作: 2008年 アメリカ/フランス/スペイン
上映時間: 2時間12分

監督・脚本: スティーヴン・ソダーバーグ
脚本: ピーター・バックマン
撮影: ピーター・アンドリュース
音楽: アルベルト・イグレシアス

キャスト: ベニチオ・デル・トロ デミアン・ビチル サンティアゴ・カブレラ ウラジミール・クルス エルビラ・ミンゲス ジュリア・オーモンド ホルヘ・ペルゴリア エドガー・ラミレス カタリーナ・サンディノ・モレノ ロドリゴ・サントロ ウナクス・ウガルデ

偉大な革命家でカリスマ的存在ともなっているチェ・ゲバラの、闘士としての半生を2部作で描く歴史ドラマの前編。1955年、貧しい人々を助けよう と志す若き医師のチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、放浪中のメキシコでフィデル・カストロ(デミアン・ビチル)と運命的な出会いを果たす。キュー バの革命を画策するカストロに共感したチェ・ゲバラは、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる・・・シネマ・トゥデイ

IMDb★★★★★★★☆☆☆ 7.6/10 3,356votes
YAHOO! MOVIES】 ( ABCDF ) The Critics:C+/8 reviews Yahoo! Users : B+/343ratings
YAHOO!JAPAN 映画
★★★☆ 3.61点/419人
映画生活
★★★☆ 67点/125人

『チェ 39歳別れの手紙』
英題: GUERRILLA
製作: 2008年 アメリカ/フランス/スペイン
上映時間: 2時間13分

スタッフ: 同上

キャスト: ベニチオ・デル・トロ ベンジャミン・ブラット フランカ・ポテンテ ルー・ダイアモンド・フィリップス カリル・メンデス ジュリア・オーモンド エドガー・ラミレス カタリーナ・サンディノ・モレノ デミアン・ビチル ロドリゴ・サントロ

革命の英雄、チェ・ゲバラを描いた歴史ドラマ2部作の後編で、キューバ革命後もなお世界の革命を指導することに闘志を燃やすチェ・ゲバラの死までを 衝撃的に描く。1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家 族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れるが・・・シネマ・トゥデイ

IMDb★★★★★★★☆☆☆ 7.1/10 2,046votes
YAHOO! MOVIES】 ( ABCDF ) Yahoo! Users : B+/40ratings
YAHOO!JAPAN 映画
★★★☆ 3.77点/211人
映画生活
★★★☆ 72点/57人

◆◆◆さくら 80点=(85点+75点)÷2 劇場鑑賞

ベニチオ・デル・トロ(チェ役)がスクリーンの中で醸し出す、何ともいえない雰囲気に圧倒された。彼の回りだけ、他の俳優とは違う濃密な空気が漂っているようだった。う~ん、これをオーラというのかしら、なんて前編を見ながら思ったりした。

チェを通して、革命というものの動機と思想を、垣間見ることが出来た。と同時に、扇情的ではなく淡々と描かれているので、いわゆる英雄としてのチェよりも、一人の人間としてのチェを見つめる事の出来る映画でもあった。

武装蜂起という方法論が同じでも、キューバでは革命が成功し、ボリビアでは革命が失敗に終わる。その結果とその結果に至った様々な理由、キューバボリビアの今現在を合わせて、是非も含めて色々と考えさせられた。(アメリカはキューバ革命に否定的だよねぇ・・・。近隣が持つ利害関係というのは難しいな。)

 

cloverチェ、革命に生きた39年

1928 6月14日、エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナアルゼンチンに生まれる。
1945 医学部に入学
1950 原付自転車に乗ってアルゼンチン北方をめぐる
1952 1~7月、友人アルベルトとともにペルー、コロンビア、ベネズエラを訪れる。
1953 医師資格取得
     <チェ 28歳の革命 ’55~’59>
1955
 7月フィデル・カストロと出会う。このころから「チェ」の愛称で呼ばれるようになる。チェ、27歳。
1956 11月25日、チェ、カストロら82人の活動家がグランマ号にのりキューバへ。
1959 1月1日、チェ部隊がサンタクララ占領。バティスタ独裁政権の崩壊。6月2日チェ、ゲリラ活動を共にしたアレイダと再婚。(チェ、31歳。キューバ使節団団長としてヨーロッパ、アフリカ、アジア歴訪。7月には来日、広島へ。)
1961 アメリカがキューバとの外交関係を破棄。プラヤ・ヒロン侵攻事件(ビッグス湾事件)をきっかけに、キューバは社会主義宣言を行う。
1962 キューバ危機
1964 キューバ代表として国連総会に出席。その後、アフリカ歴訪。
     <チェ 39歳別れの手紙 ’65~’67>
1965
 4月、キューバに一時帰国した後、カストロに別れの手紙を渡し、コンゴへ。12月コンゴ遠征に失敗、帰国。チェ、37歳。
1966 11月、変装してボリビアに潜入。
1967 10月9日、ボリビア政府の指示により処刑。享年39歳。
1997 7月14日、死後30年を経てチェの遺骨がキューバに帰還。

 

cloverインタビュー(シネマ・トゥデイ)

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もっとチェ・ゲバラ2部作関連の記事を読む・・・インタビュー 他

 

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原題:The Argentine 彼の1952年23歳の頃ラテン・アメリカ探検の旅が描かれた「モーターサイクル・ダイアリーズ」とても素晴らしい映画だった~そして偉大なる愛の革命家へ~ それは1955年7月のこと、メキシコでアルゼンチン人医師エルネスト・ゲバラ(ベニチオ・デル・... [続きを読む]

受信: 2009年2月25日 (水) 18時45分

» 映画「チェ 39歳 別れの手紙」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Guerilla (aka Che Part 2) キューバ革命、1959年成し遂げられたその成功は、彼にとって旅の途中の通過点に過ぎなかった~彼の心の奥底に何が渦巻いていていたのか落日の物語~ チェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、カストロに宛てた別れの手紙を残し、姿を... [続きを読む]

受信: 2009年2月26日 (木) 00時11分

» 『チェ 39歳別れの手紙』を観たぞ〜! [おきらく楽天 映画生活]
『チェ 39歳別れの手紙』を観ました『トラフィック』のスティーヴン・ソダーバーグ監督とベニチオ・デル・トロが再びタッグを組み、伝説の革命家エルネスト・“チェ”・ゲバラの人物像とその半生に迫る伝記ドラマ2部作の後編です>>『チェ 39歳別れの手紙』関連原題: ...... [続きを読む]

受信: 2009年3月 4日 (水) 22時19分

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