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2010年9月 8日 (水)

515: トイレット

文化の融合 clover リアリティのあるファンタジー

Toilet

トイレット (2010/日本/109分)

監督・脚本: 荻上直子
撮影: マイケル・レブロン
編集: ジェームズ・ブロックランド
美術: ダイアナ・アバタンジェロ
音楽: ブードゥー・ハイウエイ
衣装: 堀越絹衣
フードスタイリスト: 飯島奈美

キャスト: アレックス・ハウス タチアナ・マズラニー デヴィッド・レンドル サチ・パーカー もたいまさこ

三兄弟は、人生は退屈の繰り返しに耐えることだと信じて疑わなかった。しかし、生前母親が日本から呼んだばーちゃん(もたいまさこ)との日々を過ごす中で、三兄弟の心に少しずつ変化が起こり始める。シネマトゥデイ

YAHOO!JAPAN 映画★★★☆ 3.77点/77人
映画生活★★★★ 75点/31人

clover感想

監督:荻上直子 x 衣装:堀越絹衣 x フードスタイリスト:飯島奈美 x キャスト:もたいまさこ、なので観に行った。

さくらスイッチ 80点

ストーリーと映像共に一貫した価値観が流れていて、もの凄く良い映画だった。登場人物からだけでなくファッションやフードやインテリア、その全てから「誠実さ」が溢れてくるような映画だった。

以下、ネタばれ有り。
Wallpaper01_768

前半、生活音や木々を抜ける風の音だけだったので、凄く臨場感を感じた。沈黙が演出する日常感も良いものだなと思った。後半流れ出したバックミュージック、歌詞(言語の壁)の無いクラシック・アレンジが演出する高揚感も良かった。サントラがでているようなので購入しようかしらん。。。悩み中。

私は嫌煙家だけど、煙草を吸うバーチャンはとても美しくかっこいいなぁと思った。それはバーチャンの指の動きを含めた姿勢がとても美しかったからだ。だから椅子に腰掛けて窓の外を眺めているだけでとにかく絵になる。「洗練されていない人が吸うもの」である煙草、エアギターに釘付けになるロック魂、地味だけど仕立ての良い上質なファッション、ふっくらカリッと美味しそうな手作り餃子、それらに支えられて台詞が無いにもかかわらずバーチャンのキャラクターはしっかり確立されていく。素晴らしい。

私は家族であるにもかかわらず、というか家族であるがゆえに、時々感じる通じなさに耐えられなくなる事がある。同じ言語を話しているにもかかわらず通じない事の何と多いことか。でもこの映画を観ていると、通じるとか通じないとかは言葉に依るんじゃなくて、心意気というかお互いの誠実さや思い遣りにあるのかなと思った。ちょっと羨ましかった。

躁鬱な兄も、ギークな弟も、自己表現の意思が旺盛な妹も、みんな素敵だった。

Toilet02

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コメント

よかったよねー
今回は4人のキャラの息づかいが
聞こえてきそうなほどよく描けてたなーと
思った。

あの映画を見た後、餃子食べちゃったhappy01

投稿: nono1 | 2010年9月 9日 (木) 06時41分

ホントによかったheart

餃子、美味しそうだった。
で、nono1さんは、餃子、美味しかったんだろうな~~

美味しい映画って、楽しいよね。

投稿: さくらスイッチ | 2010年9月 9日 (木) 20時21分

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